top of page

いつも心に「おめでとう」を​

ズミ村煎餅本舗がその暖簾を掲げたのは2010年あたりからであるとされている。それは何かというとヒイズミマサユ機のツイッターのアカウント(@hzm_official)のリプライにて「私が誕生日です」という自己申告があれば架空の煎餅を配布するというものである​。なぜそのような事を始めたのか、それは一体なんなのか。規約も幾度となく更新され年々厳格化を辿っているという。初代店主のズミ村正成氏に話しを伺った。(下の写真はヒイズミマサユ機氏)

Our

STORY

ZUMIMURA'S HISTORY

ズミ村(以下ズ)「最初はツイッターにリプライが来たんです。​「私今日誕生日なのでなにか祝ってください」とかだったかな。で、おめでとうとか返したのかな。それからまたそういうのがあって「何かあげよう」とか書いたのかな。特に意味はなかったと思いますね。よく覚えてないけども」

- そこからどうやって煎餅になったのですか

 

ズ:「そこからなんで煎餅になったのかというのは不明です。直感的に語呂がよかったのかなでもやっぱし煎餅好きだしね。美味しいから。あとそのサイズ感とか個人個人煎餅に対する思いがあるよね、思い起こす匂いとか硬さとかさ。単純にいいよね。甘くないのが。甘いのもあるけども。イメージすんのはやっぱシンプルな醤油だよね」

 

- 味の指定はできないとか

 

: 「味の指定は出来ません。なんていうかな。毎日誰かの誕生日なわけだしね。やっぱしおめでとうっていう気持ちっていいよね。っていう所があって、いつも心におめでとうをっていう気持ちを忘れずにいるっていうか。ありがとうとかさ、それでやっぱしこうやってっとツイッターメインの生活をしているわけじゃなくてね。ほぼ匿名だしね。目隠しして手探りで会話してるような感覚になる時もあるんだけど、でもなんか通じる所もあって、まあ通じないのがデフォルトなのかなとは思ってたりもするけどもでも誕生日という事があってそれに対しておめでとうと言えればなんかちゃんとしたやりとりっていうかな、なんかそういう感じが一年に一回だけはあるみたいなね、ネット社会においてそんなんもいいかなって」

 

-なるほど。

 

: 「でその、なぜ味の指定ができないかとか規約の厳格化がとかって話しなんだけども、ゲームみたいに私のこれを探し当ててとか、そういう承認のやり取りっていう事になってくるんだけどそこはうちとしてちょっと目指す所が違っていてなんていうかこっちがただ単におしつけるものでありたいんだよね。私が誕生日ですと私の所にね、わざわざ言っていただいてね、その人にとって大切な日に私にリプライをくださったんだからそれはもう心からね、おめでとうと。やりとりというよりシンプルなね、挨拶に近いっていうか。単純なとこ、原点みたいなとこで一息っていうかね気分的には一年お疲れ様また頑張りましょみたいな感じなのかな。とまで言っといて見落としてたらごめんなさいなんだけどね」

 

- 本当に煎餅をあげる訳ではないんですよね?

ズ : 「現実にってことですか?はいそうです一切なんもありません。以前ライブ会場にせんべいもらえますかという方もおられたようですが現実には特になにもなくて言葉だけですはい」

- 以前ニコ生で会見を開いたそうですが何があったんですか

: 「あぁツイッターもねリプライが届かないとかそういった事態があった時があってね、返すといいながら返してないみたいなねそれは私が見落とす以外にもそういった届かない事態があるんだとしたらどうしようかなとそこらへんの混乱からですよね。結果継続という方針を発表しましたけれども」

- 今後もずっと続けていく予定ですか

 

ズ:「そうね焼けるうちはね、ほんとに焼いてるつもりでいるからね。忙しいとかあっていつまで続くかわかんないけどね。でもなんだってそんなもんでしょ。だからこそ今を大切にしたいね」

​- ありがとうございました

Since

​2010

© 2016 by Zumimura. Co

bottom of page